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6月13日の朝 私たちの仲間が旅立った

7月になれば45歳になるはずだった彼女

(なんでこんなことになったんだろう)と今でも考える

半年前までは不調の日もありつつ

彼女なりに頑張って会社へ通勤できていたのに

 

去年の12月初旬 脚の手術をするため入院することになり

「リハビリを頑張って年が明けたらまた戻ってきます!」

少し不安そうだったが笑顔でそう言って 結局それきり戻ってこなかった

 

「手術は不安やろうけど退院したらまた会えるもんね 頑張っておいで」

彼女が休みに入る前 そんなことを話したような気がする

「また」がもう来ないのが分かっていれば

もっと話しておけばよかったなと後悔する私

手を握って背中をさすって「待ってるね」と言ってあげればよかった

(なんであの日そうしてあげなかったんだろう)と毎日後悔する

 

(ここで予めお断りしておくけども

今日は心の整理をしたいのでこのブログは長くなると思う

長文のブログなんてめんどくさいなと思う読者の方は

ここらへんでどうぞ読み飛ばしてくださいませ)

 

 

葬儀に出席するため彼女の地元へ向かう朝

(もう会社には来ないし話せないんだ)と頭ではわかっているけれど

あまりピンと来ない

(早く会いたい)と思うけど お顔を見て現実を認めるのが怖い

ボスの運転する車に乗っている間中 今まで彼女と過ごしたいろんなことを思い出す

 

やがて葬儀場に到着して見慣れた名前の前に「故」がついているのを見た時

たまらなくなって涙が出た

車を降りてボスが「あー井村さん・・・」と独り言のように名前を呼ぶ

外は暑くていい天気だと思った

 

祭壇の少し若く見える彼女のお写真を見たらちょっぴり寂しそうに見えた

でも(可愛いな)と思った

(可愛いお顔のお写真を選んでもらえてよかった)と思った

 

棺の中の白くて小さなお顔を見て「井村さん さおりーん」と呼んだら

心が張り裂けそうになった

「みんなで会いに来たよ 頑張ったね 偉かったね」

そう言いたいのに胸が詰まって言葉が出て来ない

ボスも井村さんのお顔を見るなり泣いて嗚咽していた

泣いているボスを見たら(ああ本当にもういなくなったんだな)と思った

 

ここ最近は衰弱して食べられず

アイスクリームを少ししか受け付けなかったらしい

もう病院じゃなく「家に帰りたい」と言っていたらしい

 

息を引き取っておうちに二日間だけ帰れたと知った時

(やっとお父さんとお母さんとこに帰ってこれてよかったね

早く帰りたかったもんね)と心の中で話しかけた

 

葬儀が始まるまで時間があったので控室に入るとき

入口の所にお父さまとお母さまが来て下さった

「ロケーションズのナカムラです」と頭を下げると

「さおりからよく話は聞いてましたよ」とお母さまが仰った

 

井村さんとそっくりな目元に涙がにじんでいるお母さまに

「お母さま お身体は大丈夫ですか?たいへんでしたね」と話し出したら

もう涙が止まらなくなった

親よりも先に娘に逝かれ もう涙も枯れ果てたというところかもしれぬ

愛娘の無念を思い また涙を流されているご両親を見たらたまらない

 

ここ3日間は家族と交替で病室にずっと詰めていたこと

旅立つ日の早朝

「仕事が終わったらお父さんがもうすぐ来るけん それまで頑張りなさい」

と声を掛けたら本当に頑張って待ってくれて

大好きなお父さんに看取られたこと

いろんな話を聞かせてもらった

 

「さおりはお父さんが大好きだったんですよ」とお母さま

「はい知ってます(笑) お父さまの話は私もよく聞いてましたよ

さおりさんはウチのお父さんはカッコいいって言ってました」

お父さまが少し笑顔になって下さったような気がした

(ちなみに私は井村さんちのお父さまの血液型も知っている)

 

「最期は苦しそうじゃなかったですか?」と気になっていたことを聞いてみる

「・・・うーん 酸素マスクを外そう外そうとしてました」

 

酸素マスクがもうイヤだったんだな 可哀想だったなと思った

 

「さおりは時間掛かってもまた会社に行く 復帰したいって言ってました」

そう井村さんが言っていたらしい

気丈にふるまっていたんだなと思った

 

「さおりさんはいつも穏やかでね 優しくて みんなさおりさんが大好きでした」

今度は私が言う

 

「半年前までは会社にいたのに・・・またねって言って・・・

またねがないならもっと話を聞いてあげればよかった」と私が言うと

「会社の話もナカムラさんの話もよくしてましたよ」とお母さまが仰った

ああ井村さんは会社が好きだったんだなと思った

 

ボスがよく

「井村さんが(会社に行くのが楽しみ!)って思うようにしてあげたいね」

と言っていたのを思い出す

 

「さおりさんは仕事終わって帰る前

必ず私のとこにお疲れ様ですって来てくれるんですよ

そこでいろんな話をしました

最近姪っ子ちゃんとどこに行ったとか何を食べたとか

姪っ子ちゃんのお話をよくしてくれました 可愛がってましたもんね」

 

お父さまが隣でうんうんと頷く

「それで さおりさんが可愛いスニーカーを買ったりしたらね

ナカムラさん見てください!コレ可愛いでしょー?って見せに来てくれて

私もあらー!可愛いねー!とか言ってたわいもない話をするんです」

お父さまが頷きながら静かに泣いている

 

私も涙で声が詰まるが 井村さんの日常をご両親に伝えたくて

一生懸命話した

 

「社長が 井村さんは体が弱いから会社で守るって言ってました

みんなで守ろうねって言ってました

でもこうなるなら私はもっと優しくしてあげればよかった

忙しいからってまた明日もあるからって思わないで

井村さんが話したそうにしてる時

ちゃんともっと話を聞いてあげたらよかったと思うんです」

 

最後は何を言っているかわからなくなったけども

井村さんが今ここで

私の話をきっとご両親のそばで聞いているだろうと思ったから

(ごめんね さおりん)と思いながら一生懸命話した

 

もう少し話していたかったけれど これ以上ご両親のお疲れが出ないよう

切り上げなければいけない

「お身体大事になさってくださいね」と最後に言うと

「脚が痛くて・・・」と祭壇の方へ戻って行かれた

 

お経が終り お見送りの時が来た

部長は井村さんのお顔が見れないという

「見てあげて下さいよ」と言いながら皆で棺を囲む

 

井村さんのお顔の周りにたくさんお花を飾ってあげたいと思った

なるべくたくさんお話をしようと思った

 

百合や胡蝶蘭で井村さんの小さくて白いお顔の周りを飾るとき

「さおりん ありがとう!ありがとうね」と言ったらまた涙が出た

「今度は健康な身体で生まれ変わっておいで!」と言ったら

井村さんが小さく「はい!」とお返事をしたような気がした

 

大きなピンクのガーベラも井村さんが一番可愛く見えるように飾った

親戚の方たちも井村さんに「ありがとう」と言っていた

 

葬儀場の方が丸くて白い包みのどっしりしたものを手渡してくださった

「これは何ですか?」と聞いたら「ごはん」だそう!

 

(ああそうか!もう痛みもないし抗がん剤の吐き気からも解放されたから

これからはたくさんごはんが食べられるんだ!)と思ったら嬉しくなり

「さおりん!ごはんだよ!もう食べれるやろう?いっぱい食べり!」

と叫ぶように大きい声が出て お胸のところにごはんを置いた

私は必死だった

今はお腹いっぱいごはんを食べて欲しいと心から思った

 

お花で埋め尽くされた棺のふたが閉まるとき

声をあげて泣いた

もう本当に会えないんだと思うと寂しかった

 

棺のふたが閉まった時 私は棺をさすった

あの日 手を握って背中をさすってあげることができなかったから

 

「さおりん またね!大好きだよ」と言いながら

小さくでもしっかりと棺をさすった

棺を車に乗せる時 もう最後は「ありがとう!」という言葉しかなかった

 

井村さんを乗せた黒い車の 長くてせつないクラクションを聞きながら

(またね!いつかそっちで会えたらまた話そうね 元気でね!)

そう言って手を合わせて祈って 私は彼女を見送ったのだった

 

私なりに心からお見送りができたからか たくさん泣いたからか

帰りの道中は悲しみの心が少しは軽くなっていくような気がした

 

福岡へ戻ると少し仕事をし 井村さんを偲ぶ会をした

昔 会社の皆で映った写真を持ってお店へ向かう

 

1軒目のお店の大将は井村さんと同郷であり 写真を見て

「今日はそうやったんやなとすぐ思った」と彼女の悲しみに心を寄せてくれた

井村さんを想い献杯をした

 

2軒目のカクウチのママさんは私たちとテーブルへ座って一緒に泣いてくれた

そして皆で美味しいワインをいただいた

(井村さんはカクウチのビップルームに初めて行った時

お店の雰囲気をとても気に入っていた)

 

カクウチには 前日お通夜に駆け付けた大場さんが合流してくれた

大場さんが混じると井村さんと仕事をした懐かしい話が一気に出て

皆でたくさん笑った

 

3軒目のお店は数年ぶりで大将に会うのも久しぶりだったけど

ブランクを感じることなく 昔のロケーションズ締め会のノリであった

そこでは大場さんが出した弔辞が素晴らしかった話で盛り上がった

「今日の大場さんの弔辞は感動したよ 情景が浮かんだよ」

と私が感想を言うと

「あれは大場が考えた弔辞やなかろう!?」

と誰かが言い 皆で大笑いし

大将もそのうちテーブルでお酒を持って座り込み 大場さんにツッコミ始め

「そうそう!感動したもんね!!あれは大場さんじゃないよねー」

と大絶賛なのか何なのか分からない流れになり

畳みかけるように私が「あれはゴーストライターがおるやろう?!」と言い

また皆で「そうやろ?良過ぎたもんね~!!泣いたー」とか言い

また延々と笑い合った

皆で井村さんの懐かしい話をしていたら

この輪の中にちんまりと静かに井村さんも参加している気がした

この日 午前3時過ぎまで懐かしい皆で集まり

井村さんの話ができて本当によかったと思った

 

 

 

会社までの帰り道を歩き 皆で大笑いしながらどうでもいい話をしていたら

昔にタイムトリップしたような気がした

昔は月イチで会社の締め会をして大騒ぎして

夜中1時2時まで元気だった私たち

お酒を飲まない井村さんもケナゲについてきてたっけ・・・

 

 

締め会の時はまた一緒に行こうね

その時は最後まで元気についてきてね

 

さおりん ありがとう

 

 

 

yoko.n

 

 

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